ハーブで紫外線対策!注目されるハーブ
桜が散り、日に日に気温が高くなってきていますね。
そうなると気になるのが紫外線!
夏の紫外線対策は、肌の健康にとって非常に重要です。
紫外線による肌ダメージは、様々な悪影響を身体に及ぼすため、
肌ダメージを受けないような対策を行う必要があります。
そこで、今回は紫外線対策について紹介します。
この記事を読んで、紫外線対策をするべき理由を理解し、
正しい対策をしっかりするようにしましょう。
〇こんな方にオススメ
・紫外線が気になってきている方
・日常的に紫外線対策をしている方
・美容意識が高い方
〇この記事を読んで分かること
・紫外線が身体に及ぼす悪影響
・紫外線対策の方法
・紫外線対策に効果的なハーブ
こちらの記事が皆さまの日々のお悩み改善に少しでも役立てれば幸いです。
では、見ていきましょう!
■紫外線とは
紫外線とは、太陽光の一部で、私たちの目には見えない電磁波の一種です。
波長が短く、エネルギーが高いため、
肌をはじめとする物質に影響を与えることがあります。
紫外線は、大きく分けて「UVA」「UVB」「UVC」の3種類に分類されます。
UVCは大気中で吸収されて地上に届かないため、
私たちが実際に感じる紫外線はUVAとUVBの2種類です。
UVAは肌の奥深くまで浸透し、肌の老化を促進するのが特徴です。
また、UVBは肌表面に直接作用することが特徴です。
両方の紫外線は、長期的に肌がさらされることによって肌を傷めるため、
紫外線対策が重要となってきます。
女性は紫外線対策をされている方が多いですが、
男性も対策しないと悪影響を身体に及ぼします。
では、具体的にどういった悪影響を及ぼすのか説明しますね。
■紫外線が身体に及ぼす悪影響
主に3つの悪影響が起こるとされています。。
① 皮膚がん
紫外線は、DNAを損傷することで皮膚がんの原因になる可能性があります。
特に、長期間にわたって大量の紫外線にさらされると、
皮膚がんの発生リスクがどんどん高まります。
オーストラリアがヒフがんの罹患率が高いことが知られています。
さらに、光老化が進んだ肌や、遺伝的要因がある場合はより注意が必要です。
② 紫外線角膜炎
紫外線によって角膜が炎症を起こす、
「紫外線角膜炎」という病気があります。
瞳孔が収縮しない場合や、
アイプロテクターをつけないでスキーなどのスポーツをする場合に起こりやすく、
目の痛みや充血、視力障害などの症状が現れます。
③ 光老化
紫外線は、肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌の老化を促進します。
これを「光老化」と呼びます。
紫外線によって起こる肌のシミやシワ、たるみなどの老化現象は、
長期的に見ると肌の美容に悪影響を与えることになります。
以上が、紫外線が身体に与える悪影響の一部です。
紫外線は、肌だけでなく目や全身に影響を与えるため、
日常的な紫外線対策は必要不可欠です。
次に紫外線対策方法についてご紹介します。
■紫外線対策の方法についてご紹介
様々な悪影響を与える紫外線から身体を守るには、
日常的に対策を行うことが肝心です。
以下に、紫外線対策の方法をいくつか紹介します。
・日焼け止めを塗る
日焼け止めは、肌を紫外線から守るための必須アイテムです。
スキンケア用品として市販されているものは、
SPF(Sun Protection Factor)という値が設定されており、
この値が高いものほど効果が高くなるというイメージですが
実はSPF50以上のタイプはSPF18や20と効果的にあまり違いがありません。
SPFの高いタイプは洗顔してもとれにくく、合成の化学成分もおおくなります。
できるだけSPF18―20くらいのタイプを選びましょう。
特に、長時間屋外にいる場合は、2時間ごとに塗り直すことが望ましいです。
そして肌に塗るというより乗せるというイメージです。
トントンと指で叩きながら伸ばしましょう。
実は、オリーブオイルを身体に塗ることも効果的です。
紫外線があたって酸化することでシミができるので、
肌を酸化させないようにできます。
以前テニスの選手がバラのオリーブオイル抽出オイルで日焼けしないと言われていました。
『バラのしずく』というサロン・ド・ノーブルのハーブオイルでした。
日本茶の花の抽出オイルも抗酸化力が強いです。
今期のオイルは完売してしまいましたが、また秋に仕込みます。
・帽子やサングラスを着用する
帽子やサングラスを着用することで、
顔や目を紫外線から守ることができます。
帽子は、顔や首、耳などをカバーするタイプを選ぶと効果的です。
また、サングラスは、紫外線カット率が高いものを選ぶようにしましょう。
・長袖・長ズボンを着用する
肌を紫外線から守るために、長袖・長ズボンを着用することが有効です。
素材には、紫外線をカットする機能を持ったものが販売されています。
屋外での活動が多い場合は、これらの衣服を着用するようにしましょう。
・日傘を使う
日傘を使用することで、顔や首、肩などを紫外線から守ることができます。
日傘は、折りたたみ式や自動開閉式など、様々なタイプがあります。
紫外線カット率が高いものを選ぶようにしましょう。
・屋外での活動を控える
紫外線の強い時間帯(午前10時から午後4時まで)は、
屋外での活動を控えるようにしましょう。
特に、子どもや高齢者の方は、
紫外線による悪影響がより大きいため、注意が必要です。
以上のように、日常生活でできる紫外線対策はたくさんあります。
自分に合った対策方法を習慣的に行うようにしましょう。
一方で紫外線は、肌でビタミンDを作り出す重要な役割を持っています。
ビタミンDは紫外線にさらされることで、
肌の中にある「7-デヒドロコレステロール」という物質が変化し生成されます。
そのため、紫外線を避けるために日傘や帽子、
日焼け止めを使用することが多いと、ビタミンD不足に陥ることがあります。
対策をし過ぎるのも良くないのです。
そう言われてしまうと、なかなか調整が難しいですよね。
実は食生活からも紫外線対策ができるのはご存知でしょうか?
食の中でも特にハーブがおすすめなのです!
次に紫外線対策に効果的なハーブをご紹介します。
■紫外線対策に効果を発揮するハーブ
① マロウ
マロウは、葉や花を食用や薬用に利用することができる植物です。
この植物には、肌にうるおいを与え、炎症を抑える効果があります。
また、マロウに含まれる成分の1つであるアリナミンは、
紫外線による肌の老化を防ぐ効果があることが研究によって示されています。
そのため、マロウをハーブティーとして飲むことで、
習慣的に紫外線対策を行うことができます。
また、マロウの葉や花を水に浸し、
その水を化粧水やフェイスパックに利用することができます。
それにより、お肌の保湿効果や炎症を抑える効果が期待できます。
味わい:ほのかな甘みを感じますが、味も香りを無味無臭に近いのが特徴。
② バタフライピー
バタフライピーは、青の花を咲かせる美しい植物で、
伝統的に薬用にも利用されています。
バタフライピーに含まれるアントシアニンと呼ばれる色素は、
紫外線によるダメージを受けた肌の修復を促す効果があり、
抗酸化作用もあるため、肌の老化を防止する効果も期待できます。
また、バタフライピーに含まれるアントシアニンは、
ハーブティーとして体内に取り入れると良いでしょう。
また、レモンを加えて飲むと、アントシアニンの吸収率が上がるとされています。
色も変わるのでとても神秘的で見た目から楽しむことができますよ。
紫外線対策として一番効果性の高いハーブではありますが、
バタフライピー単体ではあまり美味しくないため、
ヒースやレッドローズなどのハーブとともにブレンドして飲むことをおすすめします。
味わい:あっさりとした香りで、味はほとんどないのが特徴。
以上、2つのハーブをご紹介しました。
それぞれ紫外線対策にとても効果的なハーブですので、
紫外線が強くなる夏などにはぜひ飲んで対策をして欲しいと思います。
■まとめ
今回は、紫外線対策をテーマに、
紫外線が身体に与える悪影響と、
紫外線対策に効果的な方法ついてご紹介しました。
紫外線対策に効果的なハーブはこの2つ!
① マロウ
② バタフライピー
ともに無味無臭のハーブとなり、そのまま飲むのは辛いため、
他のハーブとともにブレンドすると良いでしょう。
紫外線は夏だけではなく年中存在するものであるので、
生き生きとした肌を保つためにも紫外線対策は怠らないようにしましょう。
日常的かつ、簡易な対策として、
ハーブティーを飲むことをおすすめしておりますので、
ぜひ試していただけると嬉しいです!
今年の夏も頑張って乗り切っていきましょうね!