セラピストに向いている人はどんな人?
セラピストとは、特別な技術や知識を持った人で、美容や身体の健康維持などのためにココロやカラダをいやす専門家です。セラピストとして有名なのは、アロマテラピーやリフレクソロジーなどです。お客さまの身体に直接触れるため専門的な知識が必要です。
- セラピストってどんな仕事?
- セラピストに向いている人とは
- どんな仕事の人が向いている?
- セラピストにはどんな働き方がある?
- セラピストになるには資格が必要?経験は?
- セラピストはどんなときにやりがいを感じる?
- セラピストはどんな人でも目指すことができる
セラピストってどんな仕事?
セラピストといわれる仕事には、さまざまなものがあります。例えば、アロマセラピスト・スポーツセラピスト・心理カウンセラー・エステティシャンなどがあります。セラピストの仕事は、お客さまを施術するだけではありません。サロンの掃除をしたり、お客さまのお話を聞いたり、施術が終わったあとのアフターフォローが必要な場合もあります。また、予約が入っていないときは、ホームページを更新したり、SNSで集客をしたり、チラシを配ったり、施術に利用するタオル洗ったりするなどたくさんの仕事があります。また、シフト制で働いていることが多いため、朝早い時間に出勤したり、夜遅くまで働いたりすることもあります。セラピストになりたい人は、仕事につく前に自分に向いているかチェックしてみましょう。
セラピストに向いている人とは
セラピストに興味はあるけれど、自分が向いているかどうか知りたい方のために、セラピストに向いている人を確認してみましょう。
人の話を聞くのが好き
セラピストの仕事はお客さまに施術するだけが仕事ではありません。お客さまが現在困っていることや、これからどうなりたいかを聞き出すのも仕事の一部です。そのため、普段から人と話をするのが好きな方や、いろんな人と会って話をしたいという方に向いています。
お客さまの身体だけでなく自分の身体も大切にできる
セラピストはお客さまの身体を施術します。しかし、セラピスト自身が自分の身体を大事にできなければ、一流のセラピストとして働くことはできません。例えば、不規則な生活を送っていたり、好きなものを好きな時間に食べたりするような人は、お客さまの見本になれません。
常に新しい情報に目を向けることができる
セラピストの仕事は、常に新しい知識を得ていく必要があります。例えば、現在どのような施術を求めている人が多いのか、このような悩みを持っている方にはどのように対応していけばいいのかなど常に新しい情報に目を向けていくことが必要です。
どんなことにも興味を持って仕事に取り組める
セラピストは幅広い知識が必要です。施術をするために必要な技術や知識だけでなく、あらゆることに目を向けて興味を持っていくことが必要です。例えば、お客さまと話をするとき美容に興味のある方は、施術と関係ない洋服の話などの話をする場合があります。洋服の色の意味や似合う色の話などの知識があれば、もっと自分の身体に興味を持ってくれるかもしれません。
勉強することが好き
セラピストは、常に学んでいくという気持ちが必要です。セラピストの多くは、スクールに通い技術や知識を身につけます。しかし、それで終わりではありません。スクールで続いておこなわれているセミナーや勉強会などにも参加することが大切です。
自立したい人
セラピストは、お客さまと一対一で接することがほとんどです。そのため、「私はまだ経験や技術が浅いから、この施術は他の人にお願いしよう」という考えを持っていては成長できません。将来、自分で起業しよう、サロンを盛り上げていこうという考えを持っている人に向いています。
自分の身体の不調で悩んだことがある人
スクール生の中には、生徒さんご自身がアレルギーで悩んだことがある方がいます。いろいろな食事を試してみたり、運動をはじめてみたり、生活習慣を変えてみたりしたけれど、資格を取得したおかげで解決した方がいます。こういった経験のある方は、お客さまの心に寄り添うことができます。
どんな仕事の人が向いている?
日本メディカルハーブセラピストアカデミーでは、さまざまな職種の人がスクールに通い、資格を取得しています。
看護師などの医療従事者
日本メディカルハーブセラピストアカデミーでは、オプションコースとして医療従事者・看護師コースが用意されています。このコースでは、クリニックなどの現場で活用できるメディカルリンパドレナージを学びます。医療従事者は元から医療に対する知識を持っているため、技術を習得する時間が早く、現場でもすぐに活かせることがメリットです。クリニックで医療従事者として働いているけれど、もっと現場で活かせる技術を習得したいという方に評判があります。これまで、看護師・薬剤師といった職種の方も参加されています。
自分でサロンを開く
現在、セラピストとして活動している人にも向いています。例えば、美容師さんやネイリストさんなどです。日本メディカルハーブセラピストアカデミーにも美容師さんが通われています。美容師さんはもともと美意識が高いため、お客さまのニーズにも順応しやすいという特徴があります。また、美容師さんはスクールで、ヘアスタイルの知識だけではなく、ネイルやエステ・メイクなどを学んでいる方もいます。セラピストのスクールに通うにつれてどんどん楽しくなる方もいます。自分でサロンを開業している方は、知識や技術が身につけば、すぐに自分のサロンで活かすことができるため、達成感ややりがいを感じることができます。
講師として活動する
現在、美容の知識を広めるために講師として活動している方もいます。日本メディカルハーブセラピストアカデミーでは、美容師資格をもったメイクアップ講師の方もいます。元々講師として活動しているため、お客さまとの会話や化粧をするという技術にも長けています。メイクアップ講師だけではなく、身体の中から美しくなりたい、もっと自分の身体のことを知りたいといった方にも向いています。
一般社団法人を立ち上げる
日本メディカルハーブセラピストアカデミーでは、オーガニックライフを広める活動をしている方も通っています。セラピストとして働く人の中には、オーガニックを普段の生活の中にもっととりいれたいという方がたくさんいます。スクールに通っている人の中には、コスメの仕事をしながらオーガニックライフを広める一般社団法人を立ち上げた方もいます。セラピストを目指す方の中には、オーガニックにこだわった施術について学びたい方もいます。
セラピストにはどんな働き方がある?
それでは、セラピストとして実際働く方は、次のような働き方を考えてみましょう。
自分でサロンを開く
セラピストとして働く人の中で多いのは、自分でサロンを開く人です。もちろん、経験がない方は、他の人が経営するサロンなどで働くといった方法を取る方もいます。数年、他の方が経営するサロンで経験を積んだあと、自分の知識や技術に自信が出てきたら、サロンを開くといった方もいます。自分でサロンを開くことができれば、自分の目指すセラピスト像を叶えることができます。例えば、アロマを使った施術を提供したい。フェイシャルに特化した技術を提供したい。など自分の目指すセラピストとして働くことができます。
正社員として働く
セラピスト 正社員で検索をするとたくさんの求人があらわれます。正社員でも未経験可と書かれているものが多く、もちろん経験者も募集があります。資格が必要な場合がありますが、働く会社で研修を受けさせてくれる場合もあります。オープニングスタッフであれば、人間関係も一から作られるため、比較的働きやすい職場がみつかるかもしれません。自分でどんどん新しいアイデアを提供したい。新しいお店をたくさんの方に知ってほしい。など積極的に行動できる方が求められています。
アルバイトとして働く
アルバイトの募集もたくさんあります。例えば、エステティシャンとしての接客です。実際研修を受けたあと、お客さまの施術をおこなうため、そのお店でしか得られない特別な技術を学ぶことも可能です。将来、自分でサロンを開きたいと考えがあるのなら、自分のやってみたい施術に近い会社を選ぶことが必要です。初めて、セラピストとして働く方は、施術の知識だけでなく、接客マナーについても学ぶことが可能です。
セラピストになるには資格が必要?経験は?
セラピストを目指す人の中には、とにかく一日でも早くお店で働きたいといった方もいるかもしれません。ただ、経験や資格がないと採用されるのは難しいかもと感じている方もいるでしょう。先ほど紹介したとおり、資格や経験がなくてもすでにあるサロンや会社で働くことは可能です。ただし、自分ひとりでサロンをいきなり開くのは難しいでしょう。どれだけスクールで学んだ技術や知識があっても、いろいろな状況に対応できないからです。資格がない方は、自分の目指す技術を学べるスクールで学ぶこともひとつの方法です。経験がない方は、実際に現場で働いたことのある経験豊富な講師のもとで学ぶといった方法があります。まずは、自分の目指す将来の姿、目標をしっかりと定めていきましょう。
セラピストはどんなときにやりがいを感じる?
なぜあなたはセラピストを目指そうと思いましたか?例えば、自分自身を磨きたい。人に喜んでもらいたい。いろいろな理由があります。セラピストとして喜びを感じるのは、お客さまに喜んでもらえたときです。施術のあとに変化を感じたり、うれしそうにしている笑顔を見られたときは、セラピストとして働いてきてよかったと感じることができます。また、セラピストになるには、多くの知識や技術を習得することが必要です。これらの知識や技術は、自分自身のためにもなります。例えば、身体の疲れを感じたら自分で施術をしたり、生活習慣を改めたり、食生活を見直すこともできます。また、セラピストとして働くためには、接客技術も必要です。これまで、あまり人と話すことが苦手だった方は、お客さまと仲良くなれたり、お客さまが他のお客さまを紹介してくれるといったことも増えていきます。
将来独立を目指している方は、接客技術を身につけることで、新たなお客さまを獲得できるため、もっと上をめざしたいというやりがいを感じることもできます。
セラピストはどんな人でも目指すことができる
ここまで読んだ方は、これなら私もセラピストになれそう。または、ちょっと自信がなくなった。という方もいるかもしれません。しかし、一部の人だけがセラピストになれるというわけではないので安心してください。例えば、セラピストは直接お客さまの身体に触れる施術があります。ただ、自分では経験や技術が足りないと感じている方もいるかもしれません。そんなときは、自分にできそうな施術から初めてみるのもひとつの方法です。ひとりで悩まずまずは、スクールの講師などに相談しましょう。新しい道がひらけるきっかけになるかもしれません。