【リンパとは②】リンパ液と美肌の関係
私たちの身体の3分の2は水分で占められています。
その水分とは細胞の中の液体と、細胞と細胞の間を満たす細胞の外に存在する液体です。この細胞のなかの水を「細胞内液」、外の水を「細胞外液」といいます。「細胞内液」は身体の液体成分の約3分の2で、残りの約3分の1は、細胞の外を満たす「細胞外液」です。組織間液、血しょう、脳脊髄液、唾液、消化液などがあり、これらの水分の割合は、ほぼ一定に保たれています。
リンパ菅を流れる液体をリンパ液と呼びますが、細胞内液や細胞外液と分けられているほぼ全ての体液。じつはリンパ液なのです!血液のベースもリンパ液。ヘモグロビンの影響で赤くなっている、リンパ液です。
つまり『身体の大部分の水分=リンパ液』が清らかでバランスのよい状態であることは美しい細胞を作るのに大変重要ということです。
先日ブログでご紹介したノーブルガーデンを想像してみてください。
ガーデンには常に綺麗な水が流れています。栄養豊富な水によって上質な土ができ、健康で強く美しいハーブが育ちます。また、そこから排出されたゴミを回収しノーブルガーデンは常に美しい状態が保たれています。
育ったハーブを細胞として身体に置き換えると、動脈から運ばれた栄養素や酸素は細胞に運ばれ、強く美しい細胞が出来上がります。そしてウイルス、細菌、がん細胞などの毒性のもの、アルブミン(蛋白)、傷ついた細胞、過剰な水分などいわゆる老廃物をリンパ管が回収しています。
このサイクルがうまく機能していると『強く美しい細胞=強く美しいお肌』に生まれ変わることができます!
また身体を綺麗な細胞で満たすには体内に取り入れるもの上質なものを選びたいですね♪
食事や飲料水など全ては難しいかもしれませんが、ご自身の大切な細胞を育てるためにもできる範囲で取り入れてみてくださいませ♪
ではなぜリンパを流すのか?
次回はこのテーマについて書いていきます。どうぞお楽しみに♪