【解決】熱中症対策!ハーブのパワーで炎天下を乗り切ろう!
最近は昼間の気温が30度を超す日も出てきて、どんどん夏に近づいてますね!
こんな暑い日に外で活動すると、私たちは熱中症というリスクにさらされます。
とくにコロナ禍で外出を控えてきた人は筋力が落ちている可能性もあり、熱中症のリスクが高くなります。
では、熱中症になるとどんな症状が表れてくるのでしょうか?
また、熱中症の対策方法は何が効果的なのでしょうか?
本記事では、熱中症の症状や、予防・対策についてご紹介します。
この記事を読んで、熱中症に注意した上で、
夏を楽しんでいきましょう。
- 〇こんな方にオススメ
・熱中症になりやすい・過去になった方
・熱中症対策を日常に取り入れたい方
・夏を楽しみたい方
- 〇この記事を読んで分かること
・熱中症にかかる原因
・熱中症の症状
・熱中症予防・対策方法
こちらの記事が皆さまの日々のお悩み改善に少しでも役立てれば幸いです。
では、見ていきましょう!
- ■熱中症にかかる原因
熱中症はどなたでもかかる恐れがあり、
また実は夏だけでなく、季節問わず年中かかる症状なのです。
では、どういった時に熱中症になる可能性があるのでしょうか。
熱中症にかかる主な原因について説明します。
○高温環境
暑い気候や屋外での活動、高温の部屋や車内など、
外部からの高温環境が熱中症の原因となります。
特に夏の暑い時期や熱帯地域でのリスクが高くなります。
○高湿度
高湿度の環境では、身体が十分に発汗して体温を調節することが難しくなります。
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、身体が冷却されにくくなるため、
熱中症のリスクが増加します。
○過度の身体活動
長時間の激しい運動や体力を使った労働、スポーツ競技など、
過度の身体活動は体温上昇を引き起こし、熱中症のリスクを高めます。
○水分不足
適切な水分補給が行われない場合、
身体は十分な汗を分泌できず、体温調節が困難になります。
水分不足は脱水症状を引き起こし、熱中症の発症リスクを増加させます。
○個人的要因
個人の体質や健康状態も熱中症のリスクに影響を与えます。
高齢者や乳幼児、持病を抱えた人、肥満、循環器系の疾患、薬物の副作用などは、
熱中症に対する感受性を高める要因となります。
また、筋肉量が少ないと熱中症になりやすいため注意が必要です。
コロナ禍で運動ができなかったことにより、
筋肉量が減ってきている人が増えています。
その日その日の体調にも大きく影響されるため、
体調が優れない時はより熱中症に注意することが大切です。
では、次に熱中症にかかった場合の症状について説明します。
- ■熱中症の症状
もし熱中症にかかってしまった場合は、
どういった症状が身体に表れるのでしょうか。
熱中症のレベルごとによって症状が変わりますので、
それぞれの引き起こされる症状を解説していきます。
① 軽度熱中症(熱けいれん、熱疲労):
・筋肉けいれん(特に脚や腹部)
・体力の低下
・発汗過多や皮膚の湿り気の増加
・頭痛やめまい
・吐き気や嘔吐感
② 中等度熱中症:
・軽度熱中症の症状に加え、高体温(38-40℃)
・深刻な頭痛やめまい
・皮膚が赤くなる
・脱力感や倦怠感
・脱水症状
③ 重度熱中症:
・中等度熱中症の症状に加え、極度の高体温(40℃以上)
・意識の混濁や錯乱
・激しい頭痛やけいれん
・皮膚の乾燥や発赤
・心拍数の上昇や循環不全
・呼吸困難
熱中症は放置すると、
重篤な合併症や器官障害を引き起こす可能性があり、命に関わることもあります。
他にも以下のような障害が発生する恐れがあります。
○脳の障害
高体温が脳に与える影響により、脳の機能が低下し、神経症状が生じることがあります。
頭痛、めまい、意識障害、錯乱、けいれんなどの症状が現れることがあります。
○循環器系の障害
高体温により、心臓と血管への負担が増加し、循環器系の障害が生じることがあります。
心拍数の異常増加、血圧低下、不整脈、血液の循環不全などが起こる可能性があります。
以上のように、熱中症は重篤な状態に進展する前に予防することが最も重要です。
では、熱中症を予防するための対策方法について詳しく解説していきます。
- ■熱中症予防・対策方法
熱中症にならないためにも紹介する対策をぜひ取り入れてみてください。
① 適切な服装と、日焼け止めの使用
軽量かつ通気性の良い服装を心がけるようにしましょう。
もし昼夜間で温度差がある場合は、
上着なども持参し温度管理を行うことが大切です。
また、直射日光から身体を守るためにも、
帽子や、サングラスを使用するようにしましょう。
日焼け止めクリームを塗ることで、
紫外線防止にも役立ちます。
② 適度な休息と、身体の冷却
暑い環境で活動している場合は、定期的な休憩を取り、
涼しい場所で身体を冷やすことが必要です。
シャワーを浴びたり、
冷たいタオルを首や脇の下に当てることで体温を下げることができます。
③ 食事の摂取
適切な食事も熱中症予防に重要です。
新鮮で栄養価の高い食材を摂取することで、
身体の抵抗力を高め、熱中症に対する耐性を向上させることができます。
特に、水分や電解質を豊富に含む果物や野菜、塩分を適度に摂取することが重要です。
④ 水分補給
大前提として、適切な水分補給が大切です。
のどが渇いてからは遅いため、
30分に1口飲むと決め、水分補給をする習慣をつけるようにしましょう。
水分補給にはスポーツドリンクや、塩分を含む飲み物も適していますが、
特に効果的なのがハーブティーです。
マイボトルを持参し、1.5ℓほどハーブティーを淹れて飲むことで、
体温を下げ、発汗を促進でき、またミネラルも摂取することができます。
夏場は水出しハーブティもおすすめです。
他にも、爽やかな香りとともに、
心地よいリフレッシュ効果をもたらすため、暑い夏にぴったりです。
では、熱中症予防に効果的なハーブを紹介します。
- ■熱中症対策・予防に効果のあるハーブ
以下のハーブを活用し、熱中症から身を守っていきましょう。
① バタフライピー
バタフライピーは、アントシアニンと呼ばれる天然色素を豊富に含んでいます。
この成分は抗酸化作用を持ち、細胞のダメージを軽減し、
体内の炎症を抑える効果があります。
また、日焼け止め対策としても活用することができます。
味わい:素朴な香りと、ほとんど味がない
② マロウ
マロウは、粘膜を保護し、炎症を鎮める作用があります。
暑い環境下では、消化器系や呼吸器系の粘膜が刺激を受けやすくなるため、
マロウを摂取することで、粘膜を保護し、炎症を軽減する効果があります。
また、マロウには保湿作用もあり、体内の水分を保持するのに役立ちます。
他にも、バタフライピーと同じく、
日焼け止め対策としても活用することができます。
味わい:ほぼ無味無臭
③ ローゼル(ハイビスカス)
ローゼルは、ビタミンCやポリフェノール、自然のクエン酸を含んでいるため、
疲労物質を排出することができます。
他にもこれらの成分には、抗酸化作用や利尿作用があり、
体内の炎症を抑え、水分バランスを調整する効果があります。
美肌効果もあるため、肌が荒れやすい季節などにはもってこいのハーブです。
また、ローゼルには血圧を下げる効果もあり、
高温下での高血圧の予防にも役立ちます。
味わい:爽やかな香りと、甘酸っぱい味
バタフライピーと、マロウに関して、
単体だとほぼ無味無臭で美味しくないため、
ハーブティーにする際は、
レモングラスや、レモンマートル、ローズヒップなどをブレンドすることで、
美味しく飲むことができます。
ジュニパーベリーも加えると美味しいですが、
利尿作用があるため、脱水症状の恐れがあるので量に注意です!
また、ローゼルは少し酸っぱいため、
酸っぱいのが苦手な方は、はちみつとローズヒップを加えて、
マイポットとして持ち歩くと良いでしょう。
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- ■まとめ
今回は、熱中症予防・対策をテーマに、
熱中症にかかる原因・症状と、
熱中症予防・対策方法についてご紹介しました。
熱中症予防・対策に効果的なハーブはこの3つ!
① バタフライピー
② マロウ
③ ローゼル
ハーブは自然界の宝物であり、熱中症予防や対策に役立つ多くの効果を持っています。
今回紹介したハーブを適切な方法で摂取することで、
熱中症のリスクを軽減し、快適な夏を過ごすことができます。
水分をしっかり摂り、楽しい一年を過ごしていきましょう!