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女性の更年期障害を緩和する

近年、身体の健康に関する話題が増えてきましたね。

その中でも女性のほとんどが経験する、更年期障害。

更年期障害とは、女性が中年期から後期にかけて経験する、

身体的な変化や心理的な症状の総称です。

本記事では、更年期障害について解説し、

更年期障害の症状や、影響、対策について詳しく紹介します。

この記事を読んで、更年期障害の対策を理解し、

少しでも症状が軽くしていきましょう。

〇こんな方にオススメ

・更年期にご不安をお持ちの方

・更年期障害にすでになっている方

・更年期障害の症状を緩和したい方

〇この記事を読んで分かること

・更年期障害の主な原因と、症状

・更年期障害が及ぼす生活への影響

・更年期障害の症状を緩和する方法

こちらの記事が皆さまの日々のお悩み改善に少しでも役立てれば幸いです。

では、見ていきましょう!

更年期障害の主な原因と、症状

どういった原因があり、更年期障害になるのでしょうか。

症状とともに見ていきましょう。

・主な原因

更年期障害は、通常40歳から60歳の女性に現れることが多い症状です。

主な原因として、女性の体内でのホルモンの変化によって症状が引き起こされます。

女性の卵巣は、エストロゲンとプロゲステロンという、

2つの主要な女性ホルモンを生成します。

しかし更年期になると、卵巣の機能が低下し、ホルモンの産生量が減少します。

このホルモンの変動が、更年期障害の症状を引き起こす主な要因になります。

また、卵巣だけから女性ホルモンが出ている訳ではなく、

肝臓などからも女性ホルモンが分泌されているため、

女性ホルモンの変化度合いを少なくするためにも普段から身体を整えることが大切です。

他にも、更年期障害の方は身体が基本的に冷えています。

そのため、夏にアイスを頻繁に食べたり、クーラーをガンガンかけている方は、

更年期障害の症状が酷くなりやすいと言われています。

また身体のスタイルにも変化が表れ、

身体を温めるために下腹が出やすくなってしまいます。

更年期障害は女性に多い症状ですが、

実は男性にも更年期障害のような症状が表れることがあることはご存知でしょうか。

男性に更年期障害が表れたとしても、なかなか気づかれることが少なく、

また理解されないことも多いのが実情です。

・主な症状

更年期障害の症状で代表されるのが、次のような症状です。

① ホットフラッシュ(ほてり)

更年期障害の代表的な症状の一つです。

突然の発汗や顔や首のほてりを感じることがあります。

ホットフラッシュは、

体温調節中枢に影響を与えるホルモンの変動によって引き起こされます。

短時間から数分間続くこともあります。

② 不規則な月経

更年期に入ると、月経周期が乱れることがあります。

月経の間隔が短くなったり、逆に長くなったり、

出血量が増えたり減ったりすることがあります。

最終的には月経が停止し、閉経となります。

③ 睡眠障害

更年期障害による睡眠障害は非常に一般的です。

不眠症や夜間の目覚め、夢を見る頻度の増加などが見られます。

ホットフラッシュや心理的な症状の影響もあり、

質の良い睡眠を確保することが難しくなる場合があります。

④ 心理的な症状

更年期障害には不安感、イライラ、抑うつ感、感情の浮き沈み、集中力の低下などの

心理的症状が表れることが多くあります。

これらの症状はホルモンの変動によって引き起こされることが多く、

日常生活や社会的な関係に影響を与えることがあります。

以上が更年期障害の原因と、症状です。

症状には個人差もあるため、必ずしもすべての症状を経験する訳ではありません。

自身の症状に当てはまるかどうか、確認してみてくださいね。

更年期障害が及ぼす生活への影響

更年期障害の症状は、女性の日常生活や心理的な健康にさまざまな影響を及ぼします。

① 心身へのストレス

更年期障害による身体的な変化や心理的な症状は、

自己評価や自尊心にも影響を与えることがあります。

体型の変化などによって、自身の魅力や魅力を感じる能力に影響が生じることがあります。これにより、「自分はダメだ」など自己評価が低下する恐れがあります。。

② 日常生活への制約

更年期障害の症状や影響は、日常生活の行動に制限をもたらすことがあります。

例えば、ホットフラッシュや睡眠障害によって、

外出や人との交流などに嫌悪感や、無気力を感じることがあります。

また、体力面も低下することから疲労感や、エネルギー不足を感じることが増え、

日常生活の活動性が低下することがあります。

これにより、仕事や、家事への取り組みに支障をきたすこともあります

以上が、主に更年期障害が与える日常への影響です。

日常を過ごす中で些細なことにイライラしてしまったり、

以前できていたことができにくくなることで、よりストレスを抱えてしまいます。

少しでも更年期障害の症状を緩和することが必要ですので、

次に症状の緩和方法について紹介します。

更年期障害の症状を緩和する方法

更年期障害になっている方は身体が冷えている場合が多いため、

身体を温める必要があります。

以下の2つを試してみましょう。

① ホルモンバランスの調節機能を高める方法

更年期のホットフラッシュの悩みなどにも効果的な部分である、

太衝(タイショウ)を指圧していきます。

太衝とは、足の親指と人差し指の骨が交差するところの前の凹んだ場所のこと。

ここを指圧することで、ホルモンバランスの調節機能を高める効果があります。

② 関元(カンゲン)の指圧

関元を指圧するためには、

おへそから指四本置いた下に中指を当てて、

人差し指、薬指を添えてゆっくり押さえていきましょう。

4~5秒ほど圧を加えていきますが、注意点としては強くしないこと。

関元は、更年期の様々な症状の緩和が期待できます。

以上、2つの方法は特別な道具も必要が無く、

今すぐ実施できることからお手軽に続けやすい方法だと思います。

ぜひ実践してみてくださいね。

また、他にも食事からも治療することができます。

食事療法の一環であるハーブの中から、

更年期障害に効果的なものをいくつか紹介します。

更年期障害の症状に効果的なハーブ

今回紹介するのは5つのハーブ。

それぞれ味わいや効果が異なってきますので、

自身が解決したい症状に合ったハーブを選択し、

ハーブティーなどで嗜んでみることをおすすめします。

① ワイルドヤム

ワイルドヤムは、更年期障害の方にしか使用しないハーブです。

ワイルドヤムに含まれる物質、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)は、

プロゲステロンの前駆体となることが知られています。

プロゲステロンは女性ホルモンの一種であり、

更年期障害の症状に関連するホルモンバランスの乱れを改善する役割があります。

味わい:香りはほとんどなく、やや甘く、苦味のある味

② ローズ

ローズは、ホルモンにアプローチし、リラックス効果や抗不安効果をもたらします。

また、ストレス緩和や睡眠の改善に役立ちます。

ローズは、身体の冷えがあまり気にならない人向けのハーブとなります。

味わい:甘く上品な香りと、優しい口当たりの良さがある

③ カモミール

カモミールは鎮静効果やリラックス効果があり、

不安や緊張の緩和に役立つことが知られています。

また、更年期障害の不安やイライラに対して穏やかな効果をもたらす可能性があります。

冷え対策にも効果的なハーブです。

味わい:独特の甘い香りと、柔らかい味わい

④ ワイルドストロベリー

ワイルドストロベリーはビタミンCやポリフェノールを含み、

抗酸化作用や、抗炎症作用があります。

これにより、身体の健康状態をサポートし、更年期障害の症状を緩和する可能性があります。

また、脳の疲労を取ってくれるため、安眠や、ストレス緩和に効果を発揮します。

味わい:草のような香りと、番茶に似た素朴な味

⑤ ゴツコーラ

ゴツコーラは、「若返りのハーブ」として呼ばれており、

アーユルヴェーダでも使用されているハーブとなります。

また、ゴツコーラに含まれるトリテルペン類には血流を改善する効果があり、

他にも、抗ストレス作用や、不安の緩和、神経の鎮静化、認知機能の改善の効果もあるため、

更年期障害の症状緩和にうってつけのハーブです。

味わい:ほのかな甘みと、さっぱりとした草の香り

以上、5つのハーブが更年期障害に効果的です。

ぜひ、飲んでみて、効果を実感してみてくださいね。

まとめ

今回は、更年期障害をテーマに、

更年期障害を引き起こす主な原因・症状と、

症状を緩和させる方法ついてご紹介しました。

更年期障害に効果的なハーブはこの5つ!

① ワイルドヤム

② ローズ

③ カモミール

④ ワイルドストロベリー

⑤ ゴツコーラ

更年期障害は、女性が経験する自然な変化であり、避けることはできません。

しかし、適切な対策を行っていくことで、

より健康的な身体と心を維持することが可能です。

更年期障害について理解を深め、自身や周囲の女性をサポートできる、

健やかな社会を築いていくことが大切ですね。

※《更年期相談》とご相談くださいませ。

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